物理療法・運動療法について
物理療法、運動療法を行う際は動きやすい服装でお越し下さい。
物理療法とは、物理エネルギーにより生体反応を導き対象者の治療に応用することです。物理療法のメリットは薬剤や手術などと違い安全性が高くリスクが低いことです。物理療法の刺激そのものが治療してくれるわけではなく、その刺激から導かれた生体反応が身体を治癒方向へ持っていきます。
主な効果・メリットについて
- 痛みが緩和する
- 血流が改善する
- 創傷治癒促進等の効果が高い
- 副作用が少ない
電気療法
電流を流すと、直接、神経や筋肉などを刺激することができ、血流が改善し、老廃物や痛みを発生させている物質を血管に排泄させ痛みを緩和させることができます。患部の血流が改善し栄養分、抗体、白血球、酸素などの補給が促進されます。
その他、創傷治癒やコラーゲン生成を助ける役割、様々な心地よい刺激が、脳内に鎮痛物質の放出を活性化させ痛みを緩和させる役割があります。
牽引療法
腰椎もしくは頚椎を牽引することにより、圧迫されている神経を除圧します。 また、関節周囲の軟部組織をストレッチし、マッサージ効果により血流の循環を改善し、筋のハリ、コリを緩和させます。
マイクロ波療法
周波数が2450MHzのマイクロ波(電磁波)を使用します。マイクロ波は生体の主に水に吸収されて熱に変換され生体を加温します。電子レンジと作用は同じです。
身体の深部から温め、血管が拡張され代謝が進み、痛みを発生させている物質の排泄を促します。
患部の血流が改善し栄養分、抗体、白血球、酸素などの補給が促進されます。
半導体レーザー治療器
810nmという波長と180mWの出力を利用した低反応レベルレーザー治療は、文字通り体の反応は低く皮膚や組織を損傷することなく体の表面から内部における組織への光の刺激が行える治療器です。
①交感神経の異常興奮を抑制します。
特に頚部にある交感神経節にレーザーを照射すると交感神経を一時的にブロックすることにより、頭部・肩・腕・胸部等の局所の痛みを改善するだけでなく、体全体の自然治癒力を高めます。
②光刺激に生体が反応し、血流が増加します。
患部の酸素・栄養物の供給増加が増加します。血流が増加し、疼痛物質・老廃物の排出を行います。
③細胞が活性化され、組織再生を活性化する
骨関節痛・骨折治癒など、組織再生の活性化。
ウォーターベッド
水圧でマッサージをすることでマッサージチェアのような過剰な刺激が無く心地よい刺激をあたえることができます。このウォーターベッドには、メディカルモードという治療メニューがあり、全身が柔らかくなるようマッサージが体験できます。人の体の反応をうまく利用する為に人が気持ちいいと感じるポイントや、刺激する部位の順番を最大限考えられた治療メニューです。
マッサージの順
シンクロウェイヴ
全身の筋肉や関節を5分間かけて少しずつ動かします。少しずつ動かしているうちに、全身がほぐれてきます。一日の筋肉のハリをリセットする効果や、全身がほぐれてくることで関節の位置が元の正しい位置に戻り、背骨のS字のカーブが正しい位置にもどるので、関節のかみ合わせが正しくなるといわれています。
ストレッチングスティック
スティックの上に寝てもらい腕の重みで胸を開くストレッチを行います。
猫背の姿勢がつづくと胸の筋肉がハッてくるので背中や肩の筋肉をひっぱり背中や肩までハッてきます。
肩の関節の動きも良くなります。